Maruhachiの事業趣旨
マルハチ・プロジェクトとは?
「マルハチ・プロジェクト」は、都心での養蜂を通じて生物多様性や環境への関心を高めていくことを目的として結成された、名古屋市中区を拠点とするNPO法人です。2010年に名古屋でCOP10が開始されたことをきっかけに、NPOとして積極的な発信をしていくこととなりました。
なぜミツバチなのか?
農作物の受粉結実の6割近くに関与するといわれるミツバチですが、その有用性については意外にも知られていません。近年、ミツバチは世界的な減少傾向にあり、マルハチ・プロジェクトはその原因と対策を考えるための動機付けや、食生活への関わりを意識するモデルにしていきたいと考えています。また、日本の在来種であるニホンミツバチの飼育も試み、生態系保全について考える機会にしたいとも考えています。
なぜ都心で養蜂をするのか?
一番の目的は、都市の緑化や環境整備につながることです。ミツバチは花の蜜を集めてハチミツを作りますが、その際に草花を受粉させる役割を果たしていて、草花にとってもミツバチは欠かせない存在です。受粉によって草花が実をつければ、今度は鳥や他の昆虫も集まってきます。このようにミツバチは都市部の緑や生態系を豊かにしてくれる生き物です。また、都市部には畑も少ないため、農薬の影響を受けていない植物が多いことも都市養蜂の強みです。
Maruhachiの展望
1
ミツバチを飼いやすい都会にすること
「都会に花を増やす緑化活動」
「ヒートアイランド現象低減への貢献」
ミツバチの生息には蜜源となる花が必要です。ミツバチの飼育でどれだけの蜜が採れるかで、大都市名古屋の自然の保全度を調べることができます。同時に、都会に花の咲く植物を植えるように推進し、緑だけではなく花を増やす都会の新しい緑化運動へと発展させていきます。それは、屋上緑化にも反映してもらうことにより、ヒートアイランド現象の低減にも貢献します。
2
都会でミツバチを育てること
「都会で飼育する理由を知ってもらう」
「消費者と生産者の距離を縮める」
都会でミツバチを飼育する理由に農薬の影響があります。私達の消費する食物を支えるための農薬ではありますが、近年食の安全への声が高まっています。そのため無農薬・減農薬、また化学肥料の使用を制限する有機野菜等が注目されていますが、その対価、つまり販売価格への理解はまだまだです。当プロジェクトは蜜源となる植物に結実植物も栽培することで都会に農家の一部を作り、作物は「売られているもの」ではなく「作られるもの」としての意識を持ってもらい、消費者と生産者の距離を縮め、その認識を高めます。
3
ミツバチ飼育から得る生産物を活用
「オリジナル商品の販売による町おこし」
「話題性から気づく環境保全への意識」
ミツバチが提供してくれる蜂蜜。採れた蜂蜜を使い地元スイーツ店等とのコラボレーションで限定オリジナルスイーツ等を製造・販売。その話題性から地域活性を図ります。また、その商品が店頭に並ぶことにより、当プロジェクトとその目的を知っていただく入り口としての役割をも担います。
4
ミツバチを身近に感じること
「生物多様性への関心喚起」
「農業への関心喚起、食育への発展」
近隣教育機関にミツバチの飼育体験・観察、周辺植物の観察を通じ、多様な生態系を形成し、地球環境と私たちの暮らしを支えている生物多様性の一部に触れてもらうことができます。また、学内での花系植物・野菜等の栽培に取り組んでいただくことにより、農業への関心や環境への意識、ひいては食育等の教育に役立てていただきます。
団体概要
名称
特定非営利活動法人 マルハチ・プロジェクト
本部
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目5-34
設立
2013年02月20日
役員
代表理事
松良 宗夫
一般社団法人 愛知ジビエ振興協議会 理事
知的財産管理士
理 事
佐藤 敦
株式会社エフェクト 代表取締役
株式会社イコライズ 代表取締役
理 事
山田 康裕
株式会社ジーオーディ・ジャパン 代表取締役
監 事
青柳 ○○
株式会社メニコン
職員数
10名
定款
マルハチ・プロジェクトは
仲間を募集しています!
一緒にマルハチ・プロジェクトを盛り上げていただける
仲間を募集しています。
長者町ハチミツを取り扱っていただける店舗様や
商品開発等にご協力いただける
飲食店様、メーカー様なども大歓迎です。